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二階の自室で、PCに向かって、仕事をしていたところ、なにやら殺虫剤の匂いが……。 そのとき、奥さまから携帯に連絡が入り、一階に来るように言われた。 一体何事と、普通は思うのであろうが、シャーロキアンを自任する僕は、直ぐさま「灰色の脳細胞」を活動させた。 殺虫剤+奥さまの呼び出し=頭胸部に8個の単眼をもつ、節足動物 奥さまは、節足動物が苦手なのであるが、特に「頭胸部に8個の単眼をもつ節足動物」は、大の苦手なのである。 一方の僕は、害虫を食べてくれる益虫という認識があったので、この「頭胸部に8個の単眼をもつ節足動物」が、階段にいようが、奥さまとるーが寝ている寝室の壁で休憩していようが、特に気にするでもなかった。 「こわい猛獣に見つかるなよ」 そう心の中で声をかけながら、共生していたものである。 しかし、遂にというべきか、「頭胸部に8個の単眼をもつ節足動物」は、こともあろうに奥さまと1Fトイレで鉢合わせしてしまったのであった。 こうして、冒頭に書いた「悲劇」が起こったのである。 さて、僕が1Fに降りてトイレを覗いてみると、―― トイレの床は、殺虫剤の薬液でベトベト。 るーのおまるまで、ベトベト。 そして、床の隅には、「頭胸部に8個の単眼をもつ節足動物」が1匹、足を縮こまらせ、薬液でベトベトになって冷たくなっていた――。 「どうしたら、こんなになるの 」「殺虫剤を半分を使ったの」 「頭胸部に8個の単眼をもつ節足動物は、人間に害を与えないでしょ」 「モー、私の前で、その名前を使わないで。一体、どっちが大切なの ![]() 」と逆切れ。僕にトイレ掃除を命じておいて、自分はさっさと寝に行ったのであった。 節足動物への恐怖が怒りを誘発したのだろうが、こうまで理性を失い、見境がなくなるとは……。 一切の殺生をしない(ゼミ生を含む)菩薩道を行く僕には、奥さまの今日の極悪非道ぶりは目に余るものがあったのである。 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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やりすぎ |
らす 2010/06/16 00:55 |
「菩薩」のまわりは、「悪人」ばかりじゃのう、南無、南無。 |
らすおじ 2010/06/16 01:01 |
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